ギコ猫
読み:ギコねこ

 2ちゃんねる掲示板など、一部のアングラサイトで用いられる文字絵の猫キャラのこと。当初ギコハニャーンという台詞と共に書かれたため、ギコハニャーンまたはギコ猫の名前で呼ばれる。逝ってよしなどの台詞が使われることも多い。
 1999(平成11)年に、ぁゃιぃわーるどで誕生したとされている。従って、その歴史は2ちゃんねるよりも長い。作者はぁゃιぃわーるどのコテハンだった擬古猫氏であるとされる。
 
 やがて2ちゃんねるが誕生し、ここでも様々なバリエーションのものが作られ使われるようになった。この時、ギコハニャーンという台詞を吐いていたこと、ぁゃιぃの擬古猫とは違うということから、やがてギコハニャーンの名で呼ばれるようになったが、今ではギコ猫の名で呼ばれる。
 このように、作り出したのは言うまでもなくネットワークユーザーである。だが、このキャラの名「ギコ猫」が、玩具メーカーのタカラ(最大株主はコナミ)によって商標登録出願されてしまった(商願2002-19166)(区分は玩具や文具、アクセサリー、布製品などの商品)。言うまでもなく、2ちゃんねるなどでは大波乱となり、2ちゃんねる管理人のひろゆき氏もタカラに対して質問状を送付するなどの事件となった。その後、商標登録に法的に問題がなくても批判が強く現実的に商品化は困難と判断したタカラは商標出願を取り下げた。

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