CNS 11643-1992
読み:スィーエンエス-いちいちろくよんさん-いちきゅうきゅうに
外語:CNS 11643-1992
台湾の漢字
文字コード
の国家標準(
CNS 11643
)の1992(平成4)年版。
目次
仕様
概要
集合
符号化方法
関連・後継仕様
仕様
概要
規格は、經濟部標準檢驗局(旧 經濟部中央標準局)が管理しており、
CNS 11643-1986
の後継規格である。
第一字面と第二字面は前のCNS 11643-1986と同じもので、旧仕様に第三字面〜第七字面を追加したものである。
第一字面〜第七字面で、計48,711字を定めている。
このうち、第一字面〜第五字面は「罕用國字標準字體表」と呼ばれる漢字表の漢字全てを含む漢字表である。第六字面と第七字面は「異體國字字表」と呼ばれる漢字表で、2字面でワンセットである。
集合
第一字面は、1〜82区に漢字6,295字を収めている。
第二字面は、1〜82区に漢字7,650字を収めている。
第三字面は、1〜71区に漢字6,395字を収めている。俗に「第十四字面」と称された文字表の第一部と同じものである。
第四字面は、1〜78区に漢字7,298字を画数順に収めている。俗に「第十四字面」と称される文字表の第二部の漢字171字を全て含む。
第五字面は、1〜92区に漢字8,603字を画数順に収めている。
第六字面は、1〜68区に14画以下の漢字6,388字を画数順に収めている。
第七字面は、1〜46区に15画以上の漢字6,539字を画数順に収めている。
符号化方法
Big5
、
EUC-TW
、
ISO-2022-CN
(ISO-2022-TW)のいずれかが使われる。全ての字面を用いるためにはEUC-TWまたは
ISO-2022-CN-EXT
が使われる。
ISO/IEC 2022
の登録番号は第一字面は171、第二字面は172、第三字面は183、第四字面は184、第五字面は185、第六字面は186、第七字面は187である。
エスケープシーケンスは、
G0はESC 2/4 2/8 (終端文字)
G1はESC 2/4 2/9 (終端文字)
G2はESC 2/4 2/10 (終端文字)
G3はESC 2/4 2/11 (終端文字)
であり、(終端文字)は、
第一字面(CNS 11643-1)は4/7
第二字面(CNS 11643-2)は4/8
第三字面(CNS 11643-3)は4/9
第四字面(CNS 11643-4)は4/10
第五字面(CNS 11643-5)は4/11
第六字面(CNS 11643-6)は4/12
第七字面(CNS 11643-7)は4/13
である。
関連・後継仕様
CNS 11643-1986
の後継である。
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