CGMS
読み:シージーエムエス
外語:CGMS: Copy Generation Management System
コピー世代制御システム。ビデオ用のSCMSとも言えるもので、録画の規制を行なうもの。
概要
アナログインターフェイス用のCGMS-Aと、ディジタルインターフェイス用のCGMS-Dが規格化されている。
現在では殆どすべての映像機器がCGMSに対応しており、受け取った機器はこの情報をみて、コピー(放送番組をビデオデッキへの録画することもコピーの一形態である)の可否を判断する。
特徴
複製制御情報
複製制御情報には、次のものがある。
- コピー可能(copy freely)
- 一世代のみコピー可能(copy once)
- コピー禁止(don't copy)
- これ以上のコピー不可能(no more copies)
制御の方法
ディジタル録画機器側は録画に際してこの情報を見て動作を決定し、また出力する映像の情報を適切に変更せねばならない。
ソースが一世代のみコピー可能(copy once)とマークされていたら、それをコピー禁止(don't copy)またはこれ以上のコピー不可能(no more copies)に変えて出力せねばならない。
もしソースがコピー禁止(don't copy)またはこれ以上のコピー不可能(no more copies)なら、録画機器は録画そのものを拒否せねばならない(ペイパービューの映画番組などによくある、録画できない番組は、これである)。
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