C1
読み:スィーいち
外語:C1
ISO/IEC 2022で制御文字を指示する場所の一つ。
概要
ISO/IEC 2022で、制御文字の文字集合を指示(designate)する場所である。
なお、C1は常にCRに対応している。呼出(invoke)をする必要はなく、指示すると即切り替わる。
特徴
文字表
ISO/IEC 2022では、通常の文字は文字集合→バッファー→図形文字表、という三段階で符号を切り替えるメカニズムとなっている。
制御文字も同様ではあるが、通常の文字と違って頻繁に切り替えることはまずなく、指示と呼出を別にするメリットがないため、いわゆるバッファーに相当するC1と文字表のCRは一体となっている。
呼出
C1は、上述の通りCRという文字表が固定化されており、変更できない。
このため、C1に指示(designate)するエスケープシーケンスを使うと、C1と共にCRを切り替えることができる。
具体的には、「1/11 2/2 <F>」というエスケープシーケンスで切り替えることができる。
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