BinHex
読み:ビンヘックス
外語:BinHex
バイナリ
を
テクスト
に
変換
する手法のひとつ。
目次
概要
特徴
使用する文字
ランレングス圧縮]
出力様式
概要
かつて、
Macintosh
ではほぼ標準として利用されていた。
Macintosh用
MUA
でも、BinHexにしか対応していないものも存在し、そのため他の
OS
との
バイナリメール
交換の場合に問題となることがあった。
現在のインターネット標準は
MIME
で規定された
base64
で、こちらの仕様に対応したMacintosh用のMUAも増えつつある。
特徴
BinHexの基本処理は、ヘッダー、データフォーク、リソースフォークの順で1つにパックし、これを
ランレングス圧縮
する。
結果できた
データ列
の8ビット3文字を6ビット4文字に
変換
する。
使用する文字
英数大小と幾つかの記号を合わせた計64種類の文字で構成される。
!"#$%&'()*+,- : 0〜12
0〜9 : 13〜21
@ : 22
A〜Z : 23〜46
[ ` : 47〜48
a〜r : 49〜63
ランレングス圧縮]
BinHexで利用されているランレングス圧縮は、同じバイトが3以上続いた場合、
[文字] [0x90] [バイト数]
という3バイト表現を行なう。
なお、0x90自体は[0x90] [0x00]の2バイト表現に、0x90が続く場合は[0x90] [0x00] [0x90] [バイト数]という4バイト表現になる。
出力様式
符号化データ列は、
(This file must be converted with BinHex 4.0)
という行に続き、最初と末尾に ":" を付けたものを64バイト単位で改行して出力する。
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