BNEP
読み:ビーエンイーピー
外語:BNEP: Bluetooth Network Encupsulation Protocol
BluetoothでEthernetフレームを送るための通信プロトコル。
概要
Bluetooth対応デバイス間で小規模なネットワークを作るためのプロファイルPANで使われているプロトコル。
Ethernetは、Ethernetヘッダーと実際のペイロードに分かれるが、そのうちペイロードに独自のヘッダーを付けたものとも言える。
BNEPはL2CAP上で動作するので、EthernetヘッダーをL2CAPヘッダーとBNEPヘッダーで置き換えたものということも可能。
特徴
プロトコル
L2CAPでのPSMは15である。
ペイロード
TCP/IPを運ぶことになるので、BNEPヘッダーの次はIPヘッダーが続くことになる。
構造
まず元のEthernetは、概ね次の通りである。
- Ethernetヘッダー … 14バイト
- Ethernetペイロード … 46〜1500/1504バイト
これが、次のようになる。
- L2CAPヘッダー … 4バイト
- BNEPヘッダー … 1バイト以上
- Ethernetペイロード … 0〜1500/1504バイト
Ethernetとは違って46バイト以上などの制限はない。
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