飛ばし携帯 |
辞書:通信用語の基礎知識 電話情報編 (WTELI) |
読み:とばし-けいたい |
品詞:名詞 |
他人や架空の名義で契約された携帯電話機のこと。ネットなどで相場数万円で盛んに売買されているが、明らかに合法とは言い難い。
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特徴 |
「飛ばし」 |
いくら使っても利用料金は自分に請求されず他人に負わせる(飛ばす)ことができることから、「飛ばし」携帯と呼ばれるようになった。
もっとも、請求された相手は料金を支払わないので、その後料金未納で電話は使えなくなる(請求は毎月10日頃)。従って、どんなに長くても一月以上を使うことはできない。
使用目的 |
そもそも、飛ばし携帯の最大の使用目的は課金ではない。一ヶ月使えないものに何万円も払って購入する、それなりの理由があるわけである。
これは「匿名」のまま携帯電話を利用できることが最大の特徴なのであり、ゆえにテレクラ、闇金融、振り込め詐欺などの犯罪や、あるいはストーカーや不法滞在外人などに悪用される事例が多く、社会問題となっている。
社会背景 |
もちろん、名義を人に貸しても何の利益も無い。
飛ばし携帯の名義人は、例えば闇金融の多重債務者などである。ヤクザやマフィアが借金のカタなどとの名目で携帯電話を没収したり、携帯電話を契約させたりしたものが多いらしい。
こうして債務者の弱みにつけこんで契約させた携帯電話が、更に闇金被害など金に関連する被害を広げているのである。
リンク |
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