輝度信号
読み:きどしんごう
ビデオ(映像)信号における輝度(明るさ)を表わす信号のこと。
概要
この信号のみを再生すれば、自然なモノクロ画像(グレイスケール)が得られる。
放送用の色空間は、NTSCならYIQ、PALならYUV、SD映像ならYCbCr、HD映像ならYPbPrで表わされるが、それぞれのYが輝度信号となる。
特徴
もともと、NTSCで始まったテレビ放送はモノクロ放送だった。
この放送をカラー化するにあたり、白黒放送との互換性を維持する必要があったため、NTSCは輝度信号(白黒信号)と色度信号(色信号)で映像を表現している。
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