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赤ROM |
辞書:通信用語の基礎知識 電話情報編 (WTELI) |
読み:あかロム |
品詞:名詞 |
割賦販売で購入された携帯電話機が、支払い未完了のまま中古品として流通したものを表わす専門用語。
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概要 |
近年の携帯電話機はSIMカードによって電話番号管理されており、解約した時点でそのSIMカードは無効となる。
別のSIMカードを使えばその端末は利用できるのだが、それは端末の購入が終わっている場合である。端末費用が未払いの場合、キャリアは端末ごと使用停止にするため、このような端末はSIMカードを抜き差ししても使用できない。このような端末が赤ROMと呼ばれている。
特徴 |
状況 |
近年では、オークションなどで騙して販売する例が見られ、問題となっている。
購入しても早晩使用不可能となるほか、そもそもその端末の入手経路が窃盗であったりなど、非合法なこともある。
また、飛ばし携帯と同様の使われ方をする事例もある。3ヶ月程度は使えるということで、裏業界では、飛ばし携帯よりは利便性が高いのだそうである。
由来 |
ソフトバンクモバイルは2006(平成18)年に携帯電話端末の割賦販売(分割払いによる販売)を始め、端末の販売と利用料金を分離したビジネスモデルを創設した。
このようなことを始めたばかりに、このような社会問題を招いたのである。
語源 |
携帯電話機は専門用語で、白ROM、灰ROM、黒ROMなどがある。
赤ROMは、キャリアから利用停止された端末は電波感度を表わす電波ピクトが赤色で表示されるという「噂」から。本当に赤になるかどうかは機種ごとの仕様になる。電波ピクトに(!)が付いて表示される機種もある。
リンク |
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