半複信方式
読み:はんふくしんほうしき
外語:Semi Duplex
ある側と他の側が、交互に通信することで双方向の通信を実現する方式。セミデュプレックス。
概要
セミデュプレックスとも呼ばれ、トランシーバーや、タクシー無線の交信などで使われている方式。
次のいずれかが想定される。
- 一つの信号線あるいは周波数を使っていて、双方向で同時通話ができず、交互に通信するもの
- 二つの信号線あるいは周波数を使っていて、双方向で同時通話も可能だが、あえて交互に通信するもの
但し電波法施行規則の定義はこの一般的なものと違っている。
電波法
定義
電波法施行規則に定義がある。
第一章 総則
(定義等)
第二条 電波法に基づく命令の規定の解釈に関しては、別に規定せられるもののほか、次の定義に従うものとする。
十九 「半複信方式」とは、通信路の一端においては単信方式であり、他の一端においては複信方式である通信方式をいう。
特徴
通信路の一端では単信方式、他の一端では複信方式である通信方式、とされる。
単信と複信が混在する環境を定義するようであるが、具体的にどのようなものがあるのかは定かではない。
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