ストリーミング |
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術用語編 (CTYOGO) |
読み:ストリーミング |
外語:streaming |
品詞:名詞 |
ネットワークから(音声や動画)データの受信(ダウンロード)しながら、同時にその再生を行なう技術の一つ。
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概要 |
通常のファイルダウンロードとは異なり、サーバー側で調整しながら送信をする。シーク処理などもサーバー側で実施する。
処理の多くをサーバーで実施することからサーバー負荷が大きく、このためオンデマンド配信などには適さず、ライブ配信など大規模配信にて使用されている。
ダウンロードの待ち時間を解消することができるが、ダウンロード時間よりも再生時間の方が早い場合などには、再生がそこで一旦停止してしまうなどの制限もある。
特徴 |
プロトコル |
主要なストリーミング用プロトコルは次の通り(順不同)。
Appleが開発した。
仕様が公開されており、標準化が目指されている。このため対応するソフトウェアも多く、Android端末でも対応が進んでいる。
Microsoftが開発した。IISがサーバーとして対応し、Silverlightなどで使われている。
Adobeが開発した。Adobe Flash Videoで使われているストリーミング用プロトコルの一つ。
MPEGが開発した。
国際標準ISO/IEC 23009-1となっているため対応ソフトウェアは今後増える可能性がある。また、dash.js を用いることでHTML5対応ブラウザーでも再生が可能。
HTML5のメディア要素(video要素、audio要素)を拡張してストリーミングに対応させる技術仕様案。
Internet Explorer 11以降と、(Android版を除く)Google Chrome 23以降で対応している。
サーバー |
ストリーミング用のサーバーは様々なものがある。
商用ではMicrosoftやAdobe、リアルネットワークスの製品などが代表となるが、オープンソースのソフトウェアもある。
クライアント |
ストリーミング用のクライアントは様々なものがある。
リンク |
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