キャッチホン |
辞書:通信用語の基礎知識 固定電話サービス編 (WTELFS) |
読み:キャッチホン |
外語:Catch phone |
品詞:商品名 |
NTT地域会社が提供するコールウェイティングサービスの商品名。
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概要 |
話中の場合に、もう一通だけベルを鳴らして電話を繋げるサービス。
加入電話および加入電話・ライトプランなどでのみ提供されており、INSネット64やINSネット1500では利用できない。
利用料は月額300円(税込315円)である。工事費は無料。
特徴 |
利用法 |
通話中に着信があると、ベルで合図される。
ここで、フックフラッシュ(フックスイッチを押してすぐ離す)をすると、現在の電話は一旦保留となり、着信した電話に繋がる。
通話が終わるかフックスイッチを押すと、元の通話に戻る。
通常、キャッチホンによる割り込みでは電話機にナンバー・ディスプレイはできないが、別途対応した電話機を用意し、かつキャッチホン・ディスプレイを契約することで、キャッチホンであっても番号表示が可能となる。
昔 |
時は草の根BBS時代、アナログモデム使用中に通話が割り込んだ際(ベルが鳴った場合)は、元のモデムの接続が強制切断されてしまうため、パソコン通信利用者には大変嫌われていた。これを「キャッチで落とされる」と言う。
概ね親の電話回線を勝手に使う学生が多かったことから、自由にサービスを止められず、このようなことになった。
何を思ったか、草の根BBSのホスト側がキャッチホンということもあった。
この場合、掛けた方はほぼ確実に接続されたが、逆に落とされた方は報復のリダイアルにより、その落とした相手を落とし返していた。この醜い争いを「落とし愛」といった。
このような問題の改善として、「キャッチホンII」が作られた。
リンク |
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