エンベロープ同期
読み:エンベロープどうき
外語:envelope synchronization

 同期通信において行なわれる同期制御方式の一つ。DDX(ディジタルデータ交換網)に於いて、加入者側終端装置(DSU)と交換機(PS)間で用いられている。
目次

概要
 エンベロープ同期のフレーム構成は、「F-D1-D2-D3-D4-D5-D6-S」の単純な繰り返しである。これを「(6+2)エンベロープ信号」と呼ぶ。
 Fがフレームビット(フレーム同期パターン)で、0と1を交互に繰り返す。
 D1〜D6が伝送データビットで、加入者側終端装置(DDX-DSU)からのHDLCフレームである。
 最後のSがステータスビットで、通信中が1、非通信中が0となる。

特徴
 この方式は伝送データ(ユーザーデータという)をFとSのビットで包み込んで(エンベロープ)伝送することからこの名がある。

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