都道府県型JPドメイン名
読み:とどうふけんがた-ジェイピードメインめい
.jp
のうち、セカンドレベルが都道府県名であるもの。2012(平成24)年11月から利用が開始された。
目次
概要
特徴
条件
沿革
machida.kanagawa.jp
概要
従来の不人気な
地域型JPドメイン名
の代替として導入されたドメイン名。
「○○○.都道府県名.jp」というドメインで、サードレベルがほぼ任意の名称で取得できる。
地域型JPドメイン名との見た目の差はないため区別ができないが、地域密着の特徴は残しつつ、従来よりドメイン名が短くなるのが特徴である。
特徴
条件
セカンドレベルが都道府県名だが、そこに在住している必要等はない。
例えば東京に本社のある会社が北海道向けサービスを展開するのに「○○○.hokkaido.jp」というドメインを取得することが可能、ということである。
また、日本国内に住所を持つ個人・組織であれば、いくつでも登録が可能。
沿革
2012(平成24)年7月16日: 優先登録申請開始
2012(平成24)年8月19日: 優先登録申請の抽選開始
2012(平成24)年9月中旬: 優先登録申請の抽選結果発表
2012(平成24)年9月17日: 同時登録申請開始
2012(平成24)年10月21日: 同時登録申請の抽選開始
2012(平成24)年11月上旬: 同時登録申請の抽選結果発表
2012(平成24)年11月18日: 優先登録申請と同時登録申請での当選ドメイン名登録
2012(平成24)年11月19日: 通常登録申請開始(これ以降、先着順)
machida.kanagawa.jp
「
町田市は神奈川県固有の領土であることを主張するサイトです(準備中)
」とするWebサイト用に、machida.kanagawa.jpが取得された。
町田市
は神奈川県に食い込んでいるため、古くは本当に神奈川県、東京都に奪い取られた今でも少なからぬ人に神奈川県と思われている市であるため、このドメインの存在が明らかになると大きな話題となった。
都道府県型JPドメイン名の有効活用(?)の事案であると共に、都道府県型JPドメイン名の欠点も示すことに成功した例である。
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