距離ベクトル方式
読み:きょりベクトルほうしき
外語:Distance-Vector
ルーティングプロトコルの一つで、距離と方向によって目的のネットワークやホストの位置を決定する方式。
Bellman-Ford型、またはディスタンスベクター方式ともいう。
特徴
隣接ルーター間で経路表(ネットワークの向きと距離に関する情報)の交換を繰り返すことで経路表を作る。
距離と向きの情報しかないためアルゴリズムは単純で、ルーターのCPU消費量は少ない。その反面、収束時間は比較的長く、必要なネットワーク帯域も広く、ネットワーク障害時に時として奇妙なループを形成したりして不安定になる、といった欠点もある。
主な実装に、次のようなものがある。
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