ハイパーリンク
読み:ハイパーリンク
外語:hyperlink
電子上の文書で、情報から情報へ、任意に渡り歩くことができるようにした仕組みのこと。
概要
1965(昭和40)年にTed Nelson(テッド・ネルソン)によりXANADUの概念が発案され、この機能の一つがハイパーリンクである。
また、このハイパーリンクにより構成された文書(テクスト)をハイパーテクストという。
実用例
実際の実用例としてはWWWがあげられる。
WWWでは、リンク部分を選択することによって、次の文書に渡ることができる。この機能のためにWWWではHTML(ハイパーテクスト・マークアップ言語)と呼ばれる独自の文書書式が使われている。
特許
しかし、本来の発明者ではない英国BT社が1977(昭和52)年に米国特許を出願(特許番号4,873,662)して1989(平成元)年10月に成立、2000(平成12)年にはISPを提訴する騒ぎとなった。
この特許権は2006(平成18)年10月まで存続したが、インターネットのハイパーリンクは英国BTの特許を侵していないとして裁判所は訴訟を退け、英国BTは2002(平成14)年8月23日に敗訴した。
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