テレビ受像機
読み:テレビじゅぞうき
テレビジョン放送を視聴するための受信機。
目次
変遷
特徴
大きさ
映像端子
表示装置
コンセプトによる呼称
変遷
初めて日本にテレビ受像機が登場したときは、「白黒テレビ」だった。
やがてカラーに対応した「カラーテレビ」となり、長く続いた。
現在は、
地上デジタルテレビジョン放送
(地デジ)に合わせて「デジタルテレビ」とも呼ばれている。
テレビ受像機発売から半世紀にわたり、ブラウン管が使われたが、現在は「液晶テレビ」が主流である。
特徴
大きさ
画面の大きさは、対角線の長さをインチで表わす。
ただし、日本の計量法によってインチを商取引で使用できないため、苦肉の策として「型」という接尾辞を付けて表現している。
従来は、
NTSC
による放送の仕様に合わせて4:3や5:4の比率の画面が使われていたが、現在は地デジの
1080i
(有効画素数1,920×1,080)に合わせて16:9や8:5などの比率の横長画面が一般化した。
この横長画面のテレビ受像機を、
ワイドテレビ
という。
映像端子
時代の移り変わりとともに、様々なものが使われてきた。
アナログ
75Ω端子
300Ω端子
F型コネクター
RGB21ピン (EIAJ CPR-1201)
コンポジット映像端子
(
RCA
)
S端子
コンポーネント映像端子
D端子
ディジタル
i.LINK
(
IEEE 1394
HDMI
DisplayPort
表示装置
ブラウン管テレビ ‐
ブラウン管
プラズマテレビ
‐
プラズマディスプレイ
液晶テレビ ‐
液晶ディスプレイ
有機ELテレビ ‐
有機EL
コンセプトによる呼称
ポータブルテレビ ‐ 小型で可搬のテレビ受像機
ワイヤレステレビ ‐ チューナーとモニターを電波で結び、ケーブルレスとした方式
車載テレビ ‐ 乗用車に取り付けて使うためのテレビ受像機
スマートテレビ
‐ インターネット接続機能などを有した多機能型テレビ受像機
3Dテレビ
‐
立体表示技術
を用いて
3D映像
を表示できるテレビ受像機
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