テョン
読み:てょん
外語:koreans

 在日朝鮮人の自称。発音は不明。
目次

概要
 週刊金曜日の報道によれば、2014(平成26)年3月2日、「のりこえねっと」らによる「差別らくがき消し隊」が活動したとされている。
 報道では、ヘイトスピーチとレイシズム(差別主義)的な落書きが多数あるとし、落書きの写真も公開された。
 
 
 しかし―

特徴

自作自演
 落書きは「チョン帰れ」「チョン死ね」「チョン失せろ」といったものが多かった。
 漢字の書き方が極端にへたくそであるということの他、よくよく見ると「チ」の字もおかしいことに日本人は気が付いた。
 「チ」の一画目は、右から左への払い「丿」であるが、なぜかこの落書きでは全て、左から右への横棒ないし点「丶」で書かれていた。これでは「テ」の書き順になってしまうので、日本人では絶対にしない書き方である。
 この不可思議な書き順を日本人が調査した結果、これはハングルの書き順の通りに書かれたためと判明した。
 
 ハングルの感覚でカタカナを書いたり、日頃朝鮮語では使わない漢字を書いたりしたため、間違えたのだと判明した。

結論
 もって、これは日本人が書いたのでは無い、在日朝鮮人による自作自演であることが判明した。
 差別落書きを消す、というパフォーマンスをするために、そもそも存在しないそのような落書きを、自分らで作った、ということである。
 ネットで突っ込まれ、次からは「チ」の書き順に気を付けようと思うテョンであった。

その後

普及
 そもそも、「チョン」は(実際には異なるが)朝鮮人を指す差別語だといつしか言われるようになり、使用が避けられつつある昨今でもある。
 そんな中、在日朝鮮人自らが自称する表記である「テョン」は、何しろ自称であるので差別なわけはなく、もって広くネットで使われるようになった。
 入力しにくいのと、発音困難なのが、今のところの弱点である。

普及状況

再検索