アプリケーション層
読み:アプリケーションそう
外語:application layer

 OSI参照モデルレイヤー7(第7層)となる通信プロトコルの階層構造。応用層ともいう。上位層の上位であり、つまり最上位の層である。
目次

概要
 アプリケーションからの要求に応じ、そしてプレゼンテーション層(レイヤー6)に対して要求を行なう。
 このレイヤーの目的は、アプリケーションからの要求を受け付け、それに応じた伝送を行なうことにある。
 プロクシーゲートウェイと呼ばれるソフトウェアはこの層に含まれる。

特徴

TCP/IPプロトコルスイート
 インターネットプロトコルの階層構造の最上位はアプリケーション層だが、インターネットプロトコルのアプリケーション層と、OSI参照モデルのアプリケーション層とでは定義が異なる。
 インターネットプロトコルでは、OSI参照モデルが完全には実装されていない。
 IEFTはインターネットプロトコルの階層構造は、RFC 1122において4層で定義されており、以来一度も変更されていない。
 TCP/IPプロトコルスイートのアプリケーション層は、OSI参照モデルのアプリケーション層のレイヤー5〜7に対応する。

主なプロトコル
 TCP/IPプロトコルスイート以外での、主なアプリケーション層プロトコルは、分野ごとに次の通りである。

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