webOS
読み:ウェブオウエス
外語:webOS
Linuxをベースとして旧Palm(後のHewlett-Packard)が開発し、南鮮LGエレクトロニクスに関連資産を買収された、スマートフォン向けオペレーティングシステム。
情報
- 開発元: LGエレクトロニクス
- 系統: Linux
- 初出: 2009(平成21)年
- 最新: webOS 3.0.5 (2012(平成24)年1月)
- プラットフォーム: ARMアーキテクチャ
- 対象分野: 携帯情報端末
- カーネル種別: モノリシックカーネル (Linux)
- ライセンス: Apache License
特徴
由来
iPhone風の端末を開発するためLinuxとWebKitをベースに開発され、更にPalmを源流に持つ、iOS風OSの一つである。
しかし振るわず、2011(平成23)年8月18日、webOSに関する全事業の閉鎖が発表された。
だが、HPはwebOS搭載のプリンター実現を夢見ていたこともあり、最終的にwebOSはオープンソース化され広く公開されることになった。オープンソース版は「Open webOS」と呼ばれる。HPはwebOSへのコミットを続け、「分断を防ぐよう、良質で透明で包括的な管理をする」方針を表明していた。
2013(平成25)年2月25日、HPは、スマートテレビなどで使用する目的で、LGエレクトロニクスにwebOSをライセンスしたと発表した。LGエレクトロニクスは、ソースコードおよび開発者に無制限のアクセスができるとされており、実質的な買収である。
webOS TV
webOSは、実質的にLGエレクトロニクス専用OSとなった。
LGエレクトロニクスは、2014(平成26)年1月6日(米国時間)、ラスベガスで開催されている2014 International CESにおいて、このwebOS搭載テレビを発表した。
「LG Smart TV」の操作プラットフォームとしてwebOSを採用し、2014(平成26)年モデルの7割で採用するとしている。
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