XHTML
読み:エックスエイチティーエムエル
外語:XHTML: eXtensible HyperText Markup Language

 拡張可能な文書構造記述用言語。XMLに準拠したHTML。従来のHTMLに替わるものとしてW3Cが制定した。
目次

概要
 Tim Berners-Leeにより発明され、ハイパーテクストを記述する方法として普及したHTMLは、SGMLアプリケーションだった。
 これを、XMLアプリケーションとして作りなおされたものが、XHTMLである。
 従来のHTMLとほぼ同じ書式であり、移行は比較的容易である。

特徴

モジュール化
 XHTMLは仕様がモジュール化されているのが特徴である。
 定義済みのモジュールを追加するという方法で、簡単にタグセットを拡張できる。そのため、他のXMLアプリケーションであるMathMLSVGなどと容易に共存することができる。

XMLアプリケーション
 XHTMLはXMLアプリケーションであるため、XMLの文法に従って記述しなければならない。
 従来のHTMLと比較すると、次のような仕様の差がある。

規格の一覧

サンプル
 簡単なHTMLのソース簡単なXHTMLのソース(XHTML 1.1)の例。
 <?xml version="1.0" encoding="shift_jis" ?>
 <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd">
 
 <html xml:lang="ja" xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
  <head>
  <meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
  <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript" />
  <meta name="author" content="Foo Bar" />
  <link rev="made" href="mailto:h*geh*ge@h*ge.org" />
  <link rel="stylesheet" type="text/css" href="./stylesheet.css" />
  <link rel="contents" href="./contents.html" />
  <link rel="prev" href="./prev.html" />
  <link rel="next" href="./next.html" />
  <title>通信用語の基礎知識</title>
  </head>
  <body>
  <h1>
  <img src="./kisomark.png" alt="" />
  通信用語の基礎知識とは?
  </h1>
  <p>
  辞書とも百科事典とも付かない情報集です。
  見た目、単なる文書ファイルとして制作され公開されています。
  日本語が表示できれば、どんな環境でも閲覧できます。
  </p>
  <hr />
  <p>
  どう使うかは手に入れた方の自由です。
  愛用の文書<a href="./editor.html">エディター</a>の
  検索機能を使ったり、自分で検索ツールを作ったり。
  使い方の一例として、当WebサーバーでもWebで内容を検索表示の
  サービスを行なっています。
  自分のパソコンを意のままに扱うにはまだ辛いという方には、
  このWeb検索の方が便利だと思います。
  </p>
  </body>
 </html>

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