SIGALRM
読み:シグ-アラーム
外語:SIGALRM: SIGnal ALaRM

 シグナルの一つで、タイマー割り込みを表わす。
目次

概要
 このシグナルはPOSIX.1-1990、POSIX.1-2001標準である。
 本来の用途は、タイマー割り込み処理を通知するものである。

特徴
 標準の動作はプロセスの終了である。
 alarm()やsetitimer()関数などでタイマー割り込みを設定でき、alarm()では常に、setitimer()では設定により、SIGALRMがプロセスに対して通知される。
 また、sleep()、usleep()などの関数は内部でalarm()相当を用いて実装されていることがある。nanosleep()関数はシグナルの影響を受けない旨がPOSIXによって標準化されている。

再検索