PC-8800シリーズ
読み:ピースィーはっせんはっぴゃくシリーズ
外語:PC-8800 Series

 NECパソコンのうち、PC-88xx型番のものの総称。
目次

概要
 PC-9800シリーズの一世代前の製品である。機種は、おおきく3種類に分けられる。
 また、シリーズ的にはPC-9800シリーズに属するが、PC-98DO/PC-98DO+も88の一種と言える。

特徴

基本仕様
 Z80互換のCPUを搭載していた。当初の4MHz機はμPD780C-1、後の8MHz機ではμPD70008が搭載された。
 FM音源ボードを搭載すると、音楽の演奏も可能である。後継のPC-8801mkIISR/TR/FR/MR以降、およびPC-88VAシリーズにはFM音源(OPN)が標準装備となった。

フロッピーディスク
 初代のPC-8801にはフロッピーディスクドライブは内蔵できず、外付けで増設する必要があった。
 内蔵が可能になったのは、PC-8801mkIIからである。MODEL 10/20/30が、それぞれドライブ数0/1/2となっている。
 ちなみに5インチの2Dフロッピーディスクが標準である。

対抗製品
 更に一世代前のPC-8001との互換性のため、内部設計に相当な無理があったものの、事実上日本の8ビットパソコンでもっとも成功した機種となった。
 対抗に富士通のFM-7シリーズ、シャープのMZシリーズ、そしてMSXシリーズがある。

一覧
 次の機種がある。
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