Millennium G400
読み:ミレニアム-ジーよんひゃく
外語:Millennium G400
Matrox製グラフィックカードの商品名。従来のMatrox製ビデオカードの弱点だった3D描画性能を大幅に向上したことで人気を集めた。1999(平成11)年登場。
製品仕様
- RAMDAC ‐ 最大330MHz
- 搭載ビデオチップ ‐ MGA-G400
- メモリー ‐ SGRAM/SDRAM 16Miバイトまたは32Miバイト
- インターフェイス ‐ AGP 4×
- 最大解像度 ‐ 2048×1536(プライマリ)、1280×1024(セカンダリ)
- 最大発色数 ‐ 32ビット
通常版のメモリーはSGRAMだが、SDRAMを搭載した廉価版が存在する。
特徴
一枚のカードで2つのディスプレイに出力するデュアルヘッド機能、"DualHead Display" に対応した。
当時、AGP 4×は登場したばかりであったため、相性問題を避けるためにわざと2X相当で使われていたこともある。
0.25μmプロセスルールで製造されているため発熱が大きく、チップにはヒートシンクが付けられている。
後継製品と姉妹製品
上位版としてMillennium G400 MAXがある。
また、対応メモリーにDDR SDRAMを追加し、プロセスルールを向上したMillennium G450が存在する。
再検索