Microsoft Windows NT 4.0
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-エンティー-よんてんゼロ
外語:Microsoft Windows NT 4.0
Windows 95
風の操作性を導入した
Windows NT
。
目次
概要
改良
サービスパック1
サービスパック3
その後
概要
登場当初は
Windows NT 3.51
と比較すると落ちやすくなったとも言われた。
またWindows 95と比較しても、Windows NTエクスプローラが若干おかしな動作をしたりするなど、かなり完成度の低いOSとなってしまった。
改良
サービスパック1
英語版では出荷から間髪いれずにサービスパック1が登場する事態になった。
日本語
版は当初からサービスパック1相当で出荷されている。サービスパック1の登場で、真っ当な製品になったといえる。
その後、Windows 95の不安定さに辟易する人間がちらほらとWindows NT 4.0に移り始める。
サービスパック3
サービスパック3でWindows 95のマルチメディア機能が一部取り入れられたが、Windows 95のそれと比べると貧弱なものであった。
また
USB
や
IEEE 1394
のサポートは最後までなかった。
そのため、多くの人が「Windows 95/
Windows 98
の機能にWindows NT 4.0の安定を実現させてくれ」と叫び続けることになった。この実現は
Windows 2000
の登場まで待たなければならず、一般的になるのは
Windows XP
が登場してからになってしまった。
その後
Windows NT 4.0はその後もサービスパックの提供や新しい
Internet Explorer
の提供などで機能の拡張が進み、最終的にサービスパック6aまで提供され、2005(平成17)年現在でも十分に実用になる完成度の高いOSとなった。
事実、単にWindows NTといえばバージョン4.0のことを指すほどである。これはWindows 2000以降はNTであるがNTの名を持たないことも、理由の一つと思われる。
しかし、いまだに生き続けているOSであるにも関わらず、
Microsoft
のサポートが2004(平成16)年末で事実上終了してしまった(すでに2回サポートの延長が行なわれている)。Windows NT 4.0を利用したシステムのリプレースをどうするかは難問となるだろう。
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