MSX2+
読み:エムエスエックス-トゥープラス
外語:MSX2+: MicroSoft X 2+
MSXシリーズ
の第3シリーズ。先代
MSX2
の上位互換
パソコン
で、更に機能が強化され改良されている。
目次
仕様
部品まわり
日本語モード
漢字ROM
FM音源
名前
主な機種
仕様
部品まわり
CPUやPSGは変更がないが、VDPにヤマハが開発した上位互換LSI、
V9958
を採用した。
主要部品は次の通り。
CPU
‐
Z80
(Z80A)互換品
VDP
‐
TMS9918
相当品
PSG
‐
AY-3-8910
相当品
日本語モード
日本語
モードが搭載され、漢字入力に対応するMSX-JEが装備された。
これらを制御するために、専用のBASIC言語として
MSX BASIC
Ver 3.0が用意されている。
漢字ROM
日本語表示に伴い、第一水準漢字ROMが標準搭載となった。
第二水準についてはオプションである。
FM音源
またFM-PACで採用された
FM音源
OPLL
(YM2413)も、この頃に
MSX-MUSIC
として規格化され、後期には全機種に搭載されるようになった。
名前
MSX3ではなくMSX2+という名が選ばれたのは、VDPやMSX-JE以外には大きな改良がなかったためと考えられる。
主な機種
主な機種に、パナソニックのFS-A1FX・FS-A1WX・FS-A1WSX、ソニーのHB-F1XDJ、サンヨーのPHC-70FDがある。
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