K&R
読み:ケイアンドアー
外語:K&R: Kernighan & Ritchie

 Cの古典「"The C Programming Language" Brian W. Kernighan/Dennis M. Ritchie著、PrenticeHall,Inc刊」1978(昭和53)年発行の第1版のこと。二人の作者名を取って、K&Rと呼ばれる。
目次

概要
 著者の一人デニス・リッチーはCの開発者であり、この本の付録 "The C Reference Manual" はCのバイブルと呼ばれる。
 C言語のバイブル的存在だが、平凡なプログラマーがこの本を書いた天才の真似をすると、セキュリティ上危険なプログラムが出来上がる。

特徴

仕様
 ANSI C、そして現在のISO Cの文法もこの仕様が基になって作られている。
 但し、現在のCは、K&R時代の物とは区別される。
 色々と細かな違いはあるが、現行の仕様とK&R仕様の最大の違いはプロトタイプ宣言に関連する、関数の最初に書かれる変数宣言の書式であろう。


 "The C Programming Language"は、K&R時代の「第1版」と、ANSI Cに対応した「第2版」がある。
 第2版の英語版「The C Programming Language, Second Edition」は次の通り。
 ISBN978-0-13-110362-7 (ペーパーバック)
 ISBN978-0-13-110370-2 (ハードカバー)
 第2版の邦訳版「プログラミング言語C ANSI規格準拠」は次の通り。
 ISBN978-4-320-02692-6

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