Internet Explorer 5.5
読み:インターネット-エクスプローラー-ごーてんご
外語:IE5.5: Internet Explorer 5.5
Microsoftの開発したWebブラウザー、Internet Explorerのバージョン5の改良版のこと。
概要
1999(平成11)年7月13日に公開された。
ActiveXであるWebブラウザーコントロールを用意し、それを利用するためのクライアントとして提供された。
Internet Explorer 5からの変更点は、印刷プレビュー機能が搭載されたことである。また、多言語化を実現する目的で内部処理がよりUnicode主体となり、かつ言語毎に個別にフォントが設定できるようになった。
特徴
仕様
- 印刷プレビュー機能対応
- CSS2への対応強化
- 縦書き表示(スタイルシートのwriting-mode属性)対応
- XSLTへの暫定対応
多国語対応
多国語対応はメリットではあったが、同時に問題にもなった。
Windows 95/Windows 98/Windows Meでは、ギリシャアルファベットやロシア語文字(キリル文字)に日本語フォントを指定することが出来ず、日本語の文字と文字幅が一致せず違和感のある表示となる、という問題を生んだからである。
文字幅を重視する環境(簡単に言えばAAの世界)では非常に困られたが、強引にフォントを書き換えるという技を用いて設定可能にする人が現われたりもした。
Windows 2000/Windows XP以降ではギリシャアルファベットやロシア語文字(キリル文字)に日本語フォントが指定できるため、この問題は生じない。
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