統合アーカイバプロジェクト
読み:とうごうアーカイバプロジェクト
外語:Common Archivers Library Project

 かつて、NIFTY-SERVE FWINDC MES#3で行なわれていた、アーカイバーAPIの統合仕様に準拠したアーカイバーライブラリ(DLL)を開発するプロジェクト。
目次

概要
 LZH形式をはじめとする、各種のアーカイバーに対応したMicrosoft Windows用DLLの開発と、そのAPI(呼び出し手順)の検討を行なっている。
 異なるアーカイバーでもAPIを可能な限り統一し、アプリケーションから容易にアーカイブファイルの操作を可能にすることを目的とした。

特徴

プロジェクト
 このプロジェクトのおかげで、さまざまなアプリケーションが比較的短期間に複数のアーカイブ形式に対応することが可能となっており、またアーカイブや圧縮などの技術・知識を持たないプログラマーでも十分に高性能なアプリケーションを開発することができている。
 このため、開発期間の大部分をユーザーインターフェイスの充実に絞った優秀なアプリが多数生まれることとなった。
 このプロジェクト名称は庄田隆司(shoda.T)が仮に名付けたもので、特に正式な名称であると定義付けられたものではない。しかし、事実上ユーザーに認められたプロジェクトであるといえる。

既知のアーカイバ
 公式サイトに記載される、既知のアーカイバーライブラリは次の通り。

その他のアーカイバ
 公認以外にも、統合アーカイバプロジェクトAPI互換のDLLがある。
 例えば庄田隆司作の公式「UNZIP32.DLL」は、フリーソフトウェアを公称していながら実はフリーではなく、企業や営利目的で使用する場合は有償でのライセンスの取得を要求している。
 ZIPの圧縮解凍に7-ZIP32.DLLを使えば良いが、対応していないアプリケーションもある。そこで「偽UnZip32.DLL」というライセンスフリーなフリーソフトが作られた。

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