後置デクリメント
読み:こうちデクリメント
デクリメント(減分)を行なう式において、その演算子を対象の後に置くもの。
概要
例えばC/C++やPerlで、変数名を仮にfooとした場合、次のように書かれる。
foo--;
演算子が後に置かれるため、後置デクリメントと呼ばれる。
特徴
式全体の評価の後に変数の値が1減る。
たとえば、
foo = 0;
bar = foo--;
上の式の場合、変数barには0が代入される。−1ではない。
なぜなら、実質的に次の記述と同じ動きをするからである。
foo = 0;
bar = foo;
foo = foo - 1;
デクリメントの優先度が他より低いことが、後置デクリメントの特徴である。
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