リアルタイムカーネル
読み:リアルタイムカーネル

 リアルタイムオペレーティングシステムのためのカーネル

概要
 カーネル内に過剰に機能を持たず、必要最小限の機能のみを持つのが一般的である。
 リソースの制約が厳しい組み込み用途では、不要になりかねない機能を抱え込むことのデメリットの方が遥かに大きい。従って、極めて限られた機能のみを備える。
 具体的には、マイクロプロセッサーメモリータイマーなど、どのような組み込みシステムにも共通して必要となるハードウェア資源を扱う機能と、排他制御のためのセマフォ、タスク間通信など、OSとして最小限の機能のみを有する。
 このため、OSのプログラム規模は非常に小規模となる。
 例えば、μITRONはリアルタイムカーネルである。

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