ボカロ先生 氷山キヨテル
読み:ぼかろせんせい-ひやまきよてる

 AH-Softwareより発売された、音声合成ソフトウェアVOCALOID2用ライブラリの一つ。
目次

概要
 このソフトウェアは、ヤマハの開発した音声合成エンジン「VOCALOID2」を採用し、実際に人間から録音された音声データを音声ライブラリとして追加した製品の一つである。
 2009(平成21)年12月4日に発売。
 
 同時発売の関連製品は、ボカロ小学生 歌愛ユキである。

特徴

キャラ
 キャラの名前も、製品名と同じ「氷山キヨテル」である。
 キャラクターデザインは不明だが、同社製品jamバンドのイラストを描いているイラストレーター梅谷阿太郎と見られている。音声の担当者は公表されていないが、音声はVOCALOIDの開発に関わってきた実力派シンガーが担当した、としている。
 黒髪に背広を着た20代と思われる男性。ネクタイの色は紺。
 氷山キヨテルの名前の由来は不明。

設定
 公式設定では、歌愛ユキの担任、という以上の細かい設定はない。
 初音ミクなどと同様、細かい設定を決めないことで、利用者の曲作りに制限を付けない方向性のようではあるが、実際には単なる手抜きだろう。
 名前にしても、クリプトンの製品は想いが込められているのだが、こちらはそのようには見えず、歌声合成ツールUTAUの派生のような適当感が漂っている。

適応
 適応する曲ジャンルなどは公表されていない。
 公式の得意な音域がC2‐G3となっている。
 KAITO風の声なので、かなり置き換えが効くのではないかと見られてはいるが同時に、この製品の必要性も問われる結果となっている。

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