ハードウェアEMS
読み:ハードウェア-イーエムエス
外語:Hardware EMS
ハードウェアを利用したEMS。バンクメモリーの一種である。
概要
MS-DOS上で、640Kiバイト以上のメモリーを使用するための規格の一つである。
具体的には拡張スロットに入れるメモリーボードで、そのボードを挿すと例えばC0000h〜CFFFFhの領域のメモリーアドレスがEMS規格に則ったバンクメモリーとして利用できる。
特徴
仮想EMSはi386以降でしか利用できない。
一方、ハードウェアEMSはハードウェアを利用するためCPUの特殊な機能は不要で、8086でも利用できるが、速度は遅かった。実際には、殆ど使われなかった。
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