Direct3D
読み:ダイレクト-スリーディー
外語:Direct3D

 DirectX Graphicsに属するDirectX系APIで、3Dポリゴン描画のインターフェイス。DirectX 2.0以降で実装された。
目次

概要
 当時はSGIのOpenGLの対抗馬となっていた。両者の和解のために統合APIのFahrenheitが計画されたが、完成することはなかった。
 当初のDirect3Dは二層のレイヤーに別れ、アプリケーションが操作する上位API側のDirect3D(Retained Mode)と、ハードウェアに直接アクセスできる下位API側のDirect3D(Immediate Mode)が存在した。当時は、上位側はDirect Media、下位側はDirect Foundationに分類されていた。現在は、Retained Modeは廃止されている。

特徴
 ビデオカード、より具体的にはGPUの3D機能を使うためのAPIである。
 処理速度への要求を満たすため、DirectX 6.1からPentium IIIのストリーミングSIMD拡張命令(SSE)に対応し、その後も新しいSSEへの対応が続いた。

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