DTD
読み:ディーティーディー
外語:DTD: Document Type Definition
文書型定義。SGMLアプリケーションで使用される要素(エレメント、タグのセット)を定義したもの。また、XMLではDTDの書式がスキーマ言語として使われている。
概要
DTDを利用するには文書型宣言を行なわなくてはならない。すなわち、HTMLやMathMLを利用するには文書型宣言を行なう必要がある。
スキーマ言語としてのDTDは、XML名前空間に十分対応できない、DTDの書式はXMLの文法とはかけ離れている、データ型の定義が貧弱、等の問題がある。そのため、将来的には他のスキーマ言語に置き換えられる運命と考えられる。
用例
DTDの例として、HTML 4.0]Strictの一部を抜粋・加工した。
<!--================== Imported Names ==================-->
<!-- Feature Switch for frameset documents -->
<!ENTITY % HTML.Frameset "IGNORE">
<!ENTITY % ContentType "CDATA"
-- media type, as per [RFC2045]
-->
<!ENTITY % ContentTypes "CDATA"
-- comma-separated list of media types, as per [RFC2045]
-->
<!ENTITY % Charset "CDATA"
-- a character encoding, as per [RFC2045]
-->
<!ENTITY % Charsets "CDATA"
-- a space-separated list of character encodings, as per
[RFC2045] -->
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