DDR2 SDRAM
読み:ディーディーアートゥー-エスディーラム
外語:DDR2 SDRAM: Double DataRate2 SDRAM

 DDR SDRAMの後継。
目次

特徴

技術
 DDR SDRAMで2本あった内部インターフェイスがDDR2 SDRAMでは倍の4本に拡張された。これにあわせてプリフェッチが4ビット用意されている。
 それに加え、DDR2ではバスクロックをメモリークロックの2倍(DDRで4倍)としている。これにより伝送速度はDDR SDRAMの約2倍となっている。
 また、電圧は1.8V(DDR SDRAMでは2.5〜2.6V)に変更された。

規格
 JEDECで仕様が策定された「DDR2 SDRAM」を利用したDIMMとして提供される。
 名称は二通りあり、DDR2-xxxというのが「メモリーチップ」としての規格、PC2-xxxxというのが「メモリーモジュール」としての規格である。販売店では両者が併記されていることが多い。

該当するシリーズ
名称クロック周波数転送速度
チップモジュールメモリークロックバスクロック(DDR)
DDR2-400PC2-3200100MHz200MHz(400MHz)3.2GiB/秒
DDR2-533PC2-4200133MHz266MHz(533MHz)4.267GiB/秒
(旧PC2-4300)
DDR2-667PC2-5300166MHz333MHz(667MHz)5.333GiB/秒
DDR2-800PC2-6400200MHz400MHz(800MHz)6.4GiB/秒
 かつてPC2-4200はPC2-4300というモジュール名であった。

IntelとDDR2
 i875P/865シリーズの後継チップセット「Alderwood」、「Grantsdale」で採用される三大柱、LGA775PCI ExpressDDR2メモリー、のうちの一つとして位置づけられた。

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