_Thread_local
読み:アンダースコア-スレッド-アンダースコア-ローカル
外語:_Thread_local

 ISO/IEC 9899:2011(いわゆるC11)から追加された予約語の一つで、スレッドローカル変数を作る機能。
目次

書式
 #include <threads.h>

概要
 マルチスレッドプログラミングにおいては、スレッドごとに一意なデータを保持する必要が生じる。
 このためにスレッドローカルストレージと呼ばれるものが用意されるが、従来のCでは実装依存であった。C11からは、これにプログラミング言語として正式対応する。
 GCCの独自実装 __thread に対応し、そのまま置き換えて利用できる。
 本来はC++と同様にthread_localとしたかったが、既存のCプログラムでの定義と衝突させないため、この名前となった。

再検索