__int32
読み:アンダースコア-アンダースコア-イント-さんじゅうに
外語:__int32

 Microsoft C/C++が独自拡張で定義した予約語で、32ビット長の整数を宣言する。C/C++非標準の変数型だが、Borland C++Builder、その他の環境でこの変数型に対応している。
目次

概要
 物理的なサイズが明示された変数型であるため、異なるプラットフォーム間での移植性が向上するらしい。
 ISO C++におけるint型に相当する。

特徴

サフィックス
 数値の型を表わすサフィックスは、非標準だが次のものが使われる。

printf
 printfのフォーマット文字列は、次のものを用いる。

符号
 __int32は、標準ではsigned(符号付き)である。
 unsigned __int32として使用すると、符号無しの32ビット長変数となる。

マクロ定数
 limits.hにおいて以下の3個のマクロ定数が定義されている。これを利用すると、その環境での長さを得ることができる。
_I32_MIN
__int32型の最小値 (例えば-2147483647i32 - 1)
_I32_MAX
__int32型の最大値 (例えば2147483647i32)
_UI32_MAX
unsigned __int32型の最大値 (例えば0xffffffffui32)

関連
 Delphi(Pascal)では、signed __int32はLongint型、unsigned __int32はLongword型が対応する。

再検索