Big Kernel Lock
読み:ビッグ-カーネル-ロック
Linuxカーネルが用いていた、システムグローバルなロック機能。
概要
Linux 2.0から、SMPを実現することを目的に導入された。ところが、これがむしろSMPでのスケーラビリティを落とす結果となった。
Linux 2.6からは、ロック粒度の向上をおこない、Big Kernel Lockの廃止に向けてカーネルの改良が進められた。結果、Linux 2.6.37でついに廃止、Linux 2.6.39でついにソースから完全に削除された。
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