拡張カード
読み:かくちょうカード
外語:expansion card
パーソナルコンピューターにおいて、スロットに挿入する基板のこと。単に「カード」とも。
概要
PC/AT互換機では、このように呼ばれる。
大昔、PC-8001やPC-8801、PC-9800シリーズなど国産のパーソナルコンピューターでは同様のものを「拡張ボード」と呼んだ。
最近では、わざわざスロットに差し込む基板を作らなくても、USBなど一般的なインターフェイスに接続することが出来るようになり、特別にカードを購入したり用いる機会は減ってきた。
特徴
呼称
機能ごとに呼び分ける時は、「(機能名)カード」と呼ぶ。
規格
PC/AT互換機に限っても、ISA→PCI/AGP→PCI Expressのような世代交代があった。
このようなバス規格の改良、高速化によりスロットの仕様が変わっても、スロットの位置とカードのサイズは、ケースの都合からあまり変わっていない。
カードの最大サイズは、概ね次の通りである。
- 標準
- 高さ: 4.2インチ(10.67cm)
- 長さ: 12.3インチ(31.24cm)(フルサイズ) または 6.9インチ(17.53cm)(ハーフ、ショート)
- ロープロファイル
- 高さ: 2.5インチ(6.35cm)
- 長さ: 4.7インチ(11.94cm)(MD1) または 6.6インチ(16.76cm)(MD2)
- 幅: 0.6インチ(1.52cm)
- ブラケットの高さ(参考)
- 通常カードサイズ: 4.7インチ(11.94cm)
- ロープロファイル: 3.1インチ(7.87cm)
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