動的ライブラリ |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング用語編 (PTPROGY) |
読み:どうてきライブラリ |
外語:dynamically loaded library |
品詞:名詞 |
ライブラリの一種で、実行時動的リンクされるために用意されるもの。
|
概要 |
動的リンクには二種類ある。
このうち実行時動的リンクは、プログラム中で必要な時に読み込まれる。つまり、プログラマーが必要なライブラリを逐次選択する必要がある。
特徴 |
共有ライブラリとは異なり、扱いは頻雑である。
扱い方はどんなオペレーティングシステムでも大して変わらないので、一度覚えれば融通は利くが、扱いが複雑で非常に使いにくい。しかしもし指定のライブラリが環境に無い場合でも、プログラムで適切な処理ができるという利点がある。
Windows |
Microsoft Windowsの場合、次の手順を踏む。
ライブラリの識別は、HMODULE型変数によって行なわれている。
UNIX/Linux |
Linuxの場合、次の手順を踏む。Linuxも*BSDも、Solarisの仕様に準拠して実装されている。
ライブラリの識別はWindowsと同様ハンドルで行なうが、その型はvoid *である。
djb教を信仰する人や、潔癖な人は、やはりWindowsと同様のものを定義して使うべきであろうか。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |