生存期間
読み:せいぞんきかん
外語:lifetime
(オブジェクトやデータなどが)生成されてから消滅するまでの期間。
概要
一般には、生物などが誕生してから死に至るまでの期間を生存期間というが、プログラミング言語などでは、オブジェクトを生物にたとえ、このように呼ぶことがある。
プログラムでは、何らかの方法で作られたオブジェクトは、使用後には何らかの方法で削除しなければならない。削除せず残ると、それはメモリーリークというバグの原因となる。この、作られてから消えるまでの期間が、オブジェクトにとっての生存期間である。
特徴
削除は、手動で実施する方法と自動で実施される方法とがあり、C/C++では双方可能で、Javaでは自動で実施される方法(ガベージコレクション)のみが可能である。
自動で削除される場合、変数などの寿命はスコープによって決まり、スコープはブロックによって決定される。ブロックは、関数(メソッド)単位のこともあれば、その中に作られたローカルなブロックのこともある。
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