抽象化
読み:ちゅうしょうか
外語:abstraction
着目する要素/概念を制限して必要なものに限ることで、保守性の向上を目指すプログラミング言語の機構。
概要
抽象化は古くより試みられ、手続き指向プログラミングの時代から存在した。
手続き指向では手続きがまず抽象化され、構造化プログラミングが提唱されてからは手続きとデータはひとかたまりにして両方が抽象化された。データを外部から保護する「カプセル化」と情報隠蔽も、この頃に発案された。
オブジェクト指向プログラミングは更にその延長線上にあり、これら全てを取り込んだ上でデータ型の共通性を継承によって明確化させた。
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