レジスター変数
読み:れじすたーへんすう
外語:register variable
特に高級言語において、その変数がCPUなどのレジスターに割り当てられているもの。
概要
高級言語で、かつあまり最適化されていない場合、変数の内容は主記憶装置(メインメモリー)に置かれていることが多い。単純な計算でも、メモリーからロード→CPUで計算→メモリーにストア、という手順を踏むため遅くなる。
レジスター変数は、マイクロプロセッサー内にある最高速の記憶装置であるレジスターに保持する。このため、高級言語で記述されたプログラムでも、アセンブリ言語で書かれた場合と同等の速度で処理が実行できる。
特徴
変数をレジスターに割り当てるのはコンパイラーの最適化機構によるため暗黙の了解となることが多いが、言語仕様としてプログラマーが指定できることがある。
C/C++ではregister指定子により、可能であればレジスター変数として定義するよう指定できる。
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