ラップアラウンド
読み:ラップアラウンド
外語:wrap around
桁溢れした時には、溢れた部分が切り捨てられること。数値が最大値を超えると、0に戻る。
概要
例えば16ビットで考えると、数値は0〜0xFFFFまであるが、0xFFFFに1を加えると0となる。
また、データのアドレスを考えると、例えばアドレスバス幅は16ビットだが「10ビットしか結線されていない」ような場合、0〜0x3ffまではそのまま表現されるが、0x400は0を示したのと同じになる。
特徴
演算においては、ラップアラウンドか否かというのは、重要な要素である。
ラップアラウンドの演算は、値が飽和したかどうかだけを考慮すればよいため、一般に高速である。状態についてはキャリーフラグに格納される。
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