フロッピーディスクドライブ
読み:フロッピーディスクドライブ
外語:FDD: Floppy Disk Drive
フロッピーディスクを読み書きするための装置のこと。FDDと略される事が多い。
概要
「8インチ」から始まり、「5.25インチ」に小型化され、その後何種類かあったが「3.5インチ」が普及した。
このそれぞれは物理的な互換性がなく、専用のフロッピーディスクドライブが必要であった。
黎明期のパーソナルコンピューターでは5.25インチがよく使われ、その後は3.5インチが使われた。
特徴
2009(平成21)年現在でも、商業・法人登記や不動産登記などの手続きで3.5インチフロッピーディスクを要求される。
しかしこの時点で既に一般にはフロッピーディスクは殆ど使われておらず、読み出し専用で提供する場合は光ディスク、身近なデータ移動はUSBメモリーに移行している。
このため、最後まで残った3.5インチフロッピーディスクドライブの主要メーカー三社も、生産撤退を発表している。
- ティアック: 2010(平成22)年4月に生産終了
- ワイ・イー・データ: 終了するため供給先と協議開始
- ソニー: 2009(平成21)年年度上半期に生産終了、年度中に事業終了計画。媒体事業は継続
ティアックの場合、東南アジアのマレーシア工場(マラッカ)で生産し、2008(平成20)年度の出荷台数は245万台、直近は月16〜17万台を出荷するが、年20%以上のペースで数が減っているとしている。
生産の最低水準を切ったと判断したことから、顧客と協議しながら生産の終了をするとした。
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