バンク切り替え
読み:バンクきりかえ
外語:bank switching
メモリーアドレス空間を、2次元以上の空間として拡張する技術。
概要
ある範囲をもった大きさのポインターがあり、より多くの量の情報を扱いたいがその大きさを拡張することが出来ないとき、一つのアドレスに子番号をつけるようにして2次元あるいはより多次元的に拡張する方法のこと。
バンク番号を設定するレジスターなどを用意しておいて、その番号を設定することで、あらかじめ決められたアドレスの範囲が指定したバンクに切り替わる。これにより、仕様として存在するアドレス空間の範囲を超えた容量のメモリーを扱うことが可能となる。
特徴
利点と欠点
- 仕様を変更しなくてもアドレス空間を増やすことができる
- メモリーアドレス空間の場合、CPUの管轄外なので、CPUのキャッシュと相性が悪い
利用例
主だったバンク切り替えの例に、次のようなものがある。
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