シェアウェア
読み:シェアウェア
外語:share ware

 一定期間試用が可能な有料ソフトウェア。継続利用時には、決められた金額を支払う。シェアウェア語源は、ソフトウェアの開発費用のシェア(分担)から。
目次

特徴

登録
 規定金額を支払うことを「登録」の意でレジスター(register)という。
 日本ではregisterの名詞形registration(レジストレイション)を縮めて、しばしばレジストと略される。
 しかし、レジストから想像される英単語resistは「抵抗する」という意味を持つため、無用な誤解を生む可能性も否定できない。和製英語として解釈しておくべきだろう。

支払い
 日本では、Vectorのシェアレジなど、各種のオンライン決算がよく使用される。
 そのほかには、作者の金融機関口座に入金し、登録用のコードを電子メール等で送ってもらう方法などがある。

支払い
 シェアウェアは善意の個人プログラマーが自作ソフトウェアを安価にて配布する手段として用いることも多いが、真っ当なビジネスとしてシェアウェアという配布形態を取る場合もある。
 国産シェアウェアで有名なものとしては有限会社サイトー企画の秀丸、RimArtsのBecky!などがある。
 元々シェアウェアというのは開発費用の分担が語源であるが、秀丸やBecky!になるともはや「商品」としか言えないので、原義を大切にするのであれば、試用期間付きのライセンスのオンライン販売とでも表現した方が良いのかもしれない。

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