コンポジットフォント
読み:コンポジット-フォント
外語:Composit Font
PostScriptで使われる、Type 1フォントやType 3フォントなどのフォントを複合する技術で、これにより作られるものをType 0フォントという。
特徴
元々、Type 1フォントは欧文用に設計されており、ラテン文字などを前提とした仕様のため、1ファイル当り256文字まで(多くは188文字前後)しか扱うことができなかった。
PostScriptで日本語などの版組を可能とするため、複数のType 1フォントを「積み重ねた」(コンポジット)構造とし、これをType 0フォントという。Type 0フォントを扱う方法は複数あるが、代表的なものはOCFやCID-Keyedである。
一般に日本語PostScriptフォントはみなコンポジットフォントであるため、PostScriptフォントの別名として呼ばれることが多い。
再検索