kWh
読み:キロワットアワー
外語:kWh: Kilowatt hour

 キロワット時。1kWが一時間続くと1kWhとなる。電力量の単位として電気料金の計算に利用されている。
目次

概要
 毎秒の仕事率・工率そのものはWだが、これを仕事の単位としたのがWh(ワットアワー/ワット時)である。
 1Wが一時間続くと1Whとなる。J/s×hということで、Whはジュールと同じ次元の単位となる。

特徴
 つまり、以下の式が成り立つ。
 1Wh=1J/s×3600s=3600J=3.6kJ (∵ 1h(時間)=3600秒)
 実際には、1000倍のkWhが電気料金の計算に利用され、1/1000のmWhが充電池の容量として使われている。
 しかし、WhもkWhも、国際単位系の単位ではない。理由は、秒(s)ではなく、時(h)を掛けてしまったためである。
 1kWh=1000Wh=3.6kJ×1000=3.6MJ
 つまり1kWhをSIで表現すれば3.6MJに相当する。

再検索